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卵を上手に取り入れるためのポイントとまとめ

前編では、食事からのコレステロールが血中値に与える影響はかつて考えられていたほど大きくないという最新の知見について解説しました。では、実際にコレステロール値が気になる人が卵を食べる際には、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

1. 食べ方の工夫と調理法

卵自体は優れた栄養食品ですが、一緒に調理する油や食材に注意が必要です。

  • 飽和脂肪酸との組み合わせを控える:バターをたっぷり使ったスクランブルエッグや、ベーコンなどの加工肉と一緒に頻繁に食べることは、LDL(悪玉)コレステロールを上げる原因になるため控えめにしましょう。

  • ゆで卵や温泉卵を活用する:油を使わずに調理できるゆで卵や温泉卵であれば、余分な脂質を抑えて効率よく良質なタンパク質を摂取できます。

2. 食事全体のバランスと個別の健康状態

「コレステロールが高いから卵は絶対にダメ」と極端に避ける必要はありませんが、個人の体質や健康状態によって適切な摂取量は異なります。

  • 一般的な目安:健康な方であれば、1日1個程度の摂取は基本的には問題ないとされています。

  • 持病がある方の注意点:すでに脂質異常症や糖尿病などの診断を受けている場合は、体質的に食事の影響を受けやすいケースもあるため、主治医や管理栄養士に相談して個別の目安を決めることが大切です。

卵はビタミンやミネラル、良質なタンパク質を豊富に含む「完全栄養食」の側面を持っています。大切なのは卵を単品で制限することではなく、日々の食生活全体でバランスを整え、適量を美味しく楽しむことです。