ローマにピラミッド? イタリアの意外な古代遺跡

世界でピラミッドが最も多く存在するのはエジプトと考えがちですが、実は別の形で「ピラミッド」がヨーロッパの中心にひっそりと立っています。それはイタリアの首都・ローマ。観光名所として有名なコロッセオやバチカンの影に隠れがちですが、市内には古代ローマ人が建てた「セスティウスのピラミッド」と呼ばれる珍しい建造物があるのです。

このピラミッドは紀元前1世紀頃に建てられ、ローマ貴族の墓として使われました。エジプトの影響を強く受けた建築スタイルで、当時のローマ人がエジプト文化に憧れていたことの証でもあります。高さは約36メートルと、ギザの大ピラミッドに比べれば小ぶりですが、周囲のローマの街並みに溶け込むその姿は、どこかミステリアスで印象的です。

イタリアは2023年4月時点で世界で最も多く世界遺産を持つ国。歴史的な建造物や芸術作品が街の至るところに散らばっていますが、このピラミッドもその一翼を担う、知られざる存在です。ローマを訪れた際は、ぜひ観光マップの片隅にあるこの謎めいた建造物にも目を向けてみてください。歴史の奥深さを感じられる瞬間になるはずです。

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