加熱式タバック「iQOS」のニコチン量はどのくらい?
多くの人が「たばこより安全」と思っている加熱式タバコですが、実際には従来の紙巻きタバコと同様に、多くの有害物質が含まれています。特に注目すべきはニコチンの量です。
日本の保健医療科学院・欅田らの研究グループによる実験結果(2019年)によると、紙巻きタバコ1本あたり約2100μgのニコチンが検出されたのに対し、iQOSのスティック1本あたりでは1200μgと、およそ60%弱の量が確認されています。数値だけ見ると減っているように思えますが、依然として十分な量のニコチンが吸い込まれていることに変わりありません。
また、ニコチンだけでなく、一酸化炭素やその他の有害化学物質も加熱式タバコから検出されています。加熱によってタバコ葉が燃えないため「煙」は出ませんが、「気化したエアロゾル」として肺へ入り込むため、呼吸器への影響は無視できません。
企業内での受動喫煙対策を考える上でも、iQOSは「無害」とは言えないという点が重要です。専門家も指摘するように、「加熱式だから安全」という誤解を避け、正しい情報をもとにルール作りが求められています。
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