11月なのに真夏日?異常な暖かさの理由
2023年11月上旬、日本各地で「まるで秋ではなく初夏のような」異例の暑さが続きました。気象庁のデータによると、上空約1500メートルの高さに、12℃以上の非常に暖かい空気が流れ込み、地表の気温を押し上げたのが原因です。この上昇気流の影響で、関東や東海地方では11月としては記録に残るほどの高温が観測されました。
「9月下旬並み」の暖気専門家によると、この上空の暖気は通常9月下旬に見られるもので、11月にこれほど暖かい空気が滞留するのは極めて異常なことです。特に2023年は、秋雨前線の活動が弱く、高気圧に覆われやすかったため、晴天が続き、気温の上昇をさらに助長しました。
例えば、名古屋市では11月7日に26℃を記録し、東京も25℃近くまで上がり、コートを脱いで過ごす人が多く見られました。こうした気温の変動は、農作物への影響や、体調管理の難しさも引き起こしています。特に朝晩との寒暖差が大きいため、「気温の変化についていけない」といった声も聞かれます。
気象庁は「近年、季節外れの気温変動が増えており、気候の変化の一環と考えられる」と指摘。今後も同様の異常気象が頻発する可能性があるとして、注意を呼びかけています。11月の真夏日も、もはや「珍しくない」時代になりつつあるのかもしれません。
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