血圧110は高血圧?知っておきたい正しい知識
血圧の数値で「110」という数字が出てきたとき、「これは高血圧?」と心配になる人もいるかもしれません。実は、この「110」という値がどの血圧を指しているかで、意味が大きく変わります。
一般的に血圧は「○○/△△」と表され、上の数字が「収縮期血圧(最高血圧)」、下の数字が「拡張期血圧(最低血圧)」です。もし「110/○○」であれば、これは最高血圧が110mmHgということになりますが、これはむしろやや低めの正常値。一方、「○○/110」という場合、つまり最低血圧が110mmHgあるときは要注意です。
日本高血圧学会の基準によると、最低血圧(拡張期血圧)が110mmHg以上の場合、Ⅲ度高血圧と分類され、かなり高い状態とされています。つまり、110という数字が「下の血圧」なら、立派な高血圧の範囲に入るのです。
ただし、血圧はその日の体調や測るときの状況で変動します。一度の測定値だけで判断せず、複数回測って平均的に高い傾向にあるかを確認することが大切です。また、自宅での家庭血圧と診察室での測定では基準が少し異なるため、医師に相談しながら判断するのが安心です。
血圧は「自覚症状がない」ことが多く、放置すると心臓や腎臓に負担がかかります。定期的なチェックと、生活習慣の見直しが何よりの予防策です。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。