血圧162/100は危険?その意味と対処法
血圧が162/100という数値の場合、これは決して無視できるものではありません。日本の高血圧ガイドラインによると、診察室で測定した血圧が収縮期(上の値)160~179mmHg、あるいは拡張期(下の値)100~109mmHgの範囲にある場合、「Ⅱ度高血圧」と分類されます。つまり、162/100はこのカテゴリーに該当します。
Ⅱ度高血圧の段階では、自覚症状がないことも多いですが、放置すると心臓病や脳卒中、腎臓への負担といった深刻な合併症のリスクが高まります。特に下の値(拡張期血圧)が100を超えるのは、動脈硬化の進行や血管への負担が強いサインともいわれています。
家庭での血圧測定では、基準が少し低めで、「145/90」以上がⅡ度高血圧とされています。診察室の緊張などで数値が高くなる「白衣高血圧」も考えられるため、複数回、落ち着いた状態で測ることが大切です。
もし、この数値が繰り返し出るようなら、早めに医師の診察を受けるべきです。生活習慣の見直し——塩分の摂りすぎに注意し、野菜を多く取り、適度な運動を心がける——も非常に重要です。場合によっては、薬物療法が必要になることもあります。
血圧は「沈黙の病」とも呼ばれます。普段の健康チェックの一つとして、定期的に測定し、自分の数値を把握しておくことが何よりの予防です。
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