183日ルールの「リセット」について知るべし

日本に滞在している外国人にとって、税制上の「183日ルール」は非常に重要なポイントです。このルールにより、日本に183日以上滞在すると、原則として全世界所得が課税対象となる「非居住者」から「居住者」と見なされ、税負担が増える可能性があります。

特に注意が必要なのが、2019年から日本に継続して滞在している方。こういった場合、2024年のうちに連続して30日以上日本を出国しないと、これまでの滞在日数の累計がリセットされません。つまり、2025年も日本に183日以上滞在すれば、その時点で全世界所得課税の対象になってしまうのです。

この「30日超の出境」は、あくまで滞在期間のカウントをリセットするための例外措置。たとえば、2024年の夏に31日間一時帰国するなど、あらかじめ計画しておくことが肝心です。逆に言えば、この期間を空けさえすれば、2025年の滞在日数が183日未満なら、引き続き限定的な課税(日本国内所得のみ)の適用が可能になります。

国際的な生活を送る上で、税制の境界線は見過ごせません。特に長期滞在を考えている人は、自分の滞在履歴をしっかり把握し、必要に応じて早期に行動することをおすすめします。税務署や専門家に相談するのも一つの方法です。

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