二重の虹が見られる神秘的な現象
空に虹が2つ並んで見える光景は、まさに自然の驚きと美しさを感じさせるものです。これを「二重の虹」または「ダブルレインボー」と呼びます。
内側に見えるはっきりとした虹を主虹、その外側にやや薄くぼんやりと現れる虹を副虹といいます。主虹は雨粒の中を光が1回反射してできるのに対し、副虹はその中で2回反射することで生じます。この2回の反射が、副虹の色の順番を主虹と逆にする理由です。そのため、副虹では赤が内側、青が外側に来るのが特徴です。
また、2回の反射によって光が散乱されるため、副虹は全体的に色が薄く、はっきりしないことが多くなります。そのため、二重の虹は珍しい現象として、写真に収めたり、SNSで話題になったりすることも少なくありません。
2021年11月5日、岩手県では一週間の天候の変化の後に、鮮やかな二重虹が空にかかったことが記録されています。雨上がりの晴れ間と太陽の位置、観察者の視点がちょうど良い具合に重なったことで、このような奇跡の景色が生まれたのです。
虹は日常の合間に訪れるちょっとした魔法。次に雨上がりの空を見上げるとき、もしかしたらその魔法が再び現れるかもしれません。
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