20代既婚者の貯蓄額、実態は?
20代の既婚者の貯蓄額について、最新の調査データを見てみると、その実態が見えてきます。平均貯蓄額は214万円とされていますが、実はこの数字には注意が必要です。平均値は少数の高額貯蓄者がいると引き上げられやすく、実際の「普通の家庭」の貯蓄とは少しズレが出るものです。
実際、中央値(真ん中の金額)は44万円と大きく異なります。つまり、多くの家庭はそれほど貯蓄できていないのが現実です。また、金融資産を持っていない人は全体の35.7%にのぼり、共働きでも生活費や家賃、子どもの出産・育児費用などで手一杯なケースも少なくありません。
結婚して20代という年代は、仕事も安定しつつある一方で、住宅購入の準備や出産・育児の費用など、大きな出費が重なる時期でもあります。そのため、貯蓄がなかなか進まないのは当然の側面もあります。特に近年は物価上昇の影響もあり、毎月のやりくりに頭を悩ませている夫婦も多いようです。
とはいえ、将来の不安に備えて、少額からでも資産作りを意識することは大切です。毎月の支出を見直したり、自動で積み立てる方法を取り入れたりするだけでも、数年後には確実に差が出てきます。貯蓄ゼロでも問題ではありませんが、少しでも先を見据えて行動を始めることが、将来の安心につながります。
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