2024年度の障害年金、2.7%増額に

令和6年度(2024年4月~2025年3月)から、障害年金の支給額が前年度比2.7%引き上げられました。これは、物価の上昇を反映したマクロ経済スライドの見直しや、昨今のインフレを踏まえた政府の対応によるものです。受給者にとって、少しでも暮らしの負担を軽減する動きとして注目されています。

障害年金の支給額は毎年見直されますが、今回の改定はここ数年で最も大きな増額幅のひとつです。たとえば、障害基礎年金の1級の場合、年間で数万円程度のアップになる見込みです。これは家計にとって無視できない改善です。

ただし、どの程度の金額を受け取れるかは、初診日のタイミングによって大きく異なります。初診日が国民年金や厚生年金に加入していた時期かどうかで、対象となる年金の種類(障害基礎年金か障害厚生年金か)や等級が決まります。また、初診日時点でどれだけの納付要件を満たしていたかによっても受給資格が変わるので、自身の状況を確認することが大切です。

年金額の改定に合わせて、自分に該当する制度の内容を改めてチェックしてみましょう。市区町村の窓口や年金事務所に相談すれば、個別の状況に応じたアドバイスを受けることもできます。生活の基盤となる年金だからこそ、正しい情報で備えたいものです。

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