25歳の平均貯蓄額は? 実態をのぞいてみよう

25歳の平均貯蓄額は214万円、一方で中央値は44万円と、大きく異なります。これは、少数の高貯蓄者が平均を押し上げているためで、多くの人がその平均額に届いていないことを示しています。

単身世帯と比べると、25歳前後は仕事も軌道に乗り始め、収入が安定し始める時期。そのため、少しずつ貯金がしやすくなる傾向にあります。ただし、実際には金融資産が100万円未満という人が全体の約20%いることも、国の調査で明らかになっています。給与の手取りや生活費の差が大きく、貯金のしやすさには個人差が大きいのが実情です。

東京や大阪など物価の高い都市に住んでいる場合は、家賃や交通費で手取りの多くが消えてしまい、なかなか貯金が進まないケースも少なくありません。逆に、地元で働きながら実家暮らしを続けている人は、比較的貯蓄しやすい環境にあります。

ちなみに、貯金よりも先に「将来への不安」を感じている若者も多いようです。医療や老後、住宅の購入など、何に備えるべきか迷う声もよく聞かれます。そのため、貯蓄よりも投資や保険への関心が高まっているのも、近年の特徴と言えるでしょう。

25歳という年齢は、お金との向き合い方を本格的に考えるスタートライン。平均にこだわるより、自分の収入と支出に合わせた無理のない計画が大切です。

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