戸建住宅の通路幅、2020年4月から緩和へ

3階建ての戸建住宅を建てる際、建物の敷地内にある通路の幅はどれくらい必要か――この点について、2020年4月にルールが見直されました。

それまでは、3階以上の建物に対して敷地内通路の幅を1.5メートル以上確保することが求められていました。これは、火災などの緊急時に消防車両が通行できるよう、安全を確保するための規定です。しかし、都市部では土地が狭く、この基準を満たすことが難しいケースも少なくありませんでした。

そこで、2020年4月以降、一定の条件を満たす建物については通路幅が緩和されました。具体的には、3階以下で延べ面積が200㎡未満の戸建住宅の場合、敷地内通路の幅は0.9メートル以上でよくなったのです。これにより、狭小地でも比較的自由な設計が可能になり、住宅の選択肢が広がっています。

ただし、この緩和はすべての建物に適用されるわけではありません。用途や規模、地域の条例によっては従来の1.5メートルが依然として必要になる場合もあるため、建築を検討する際は建築士や行政に事前に相談することが重要です。

この改正は、都市の住宅事情に配慮した柔軟な対応ともいえます。特に都心部の狭小地活用を考える上で、大きな意味を持つ変更だといえるでしょう。

関連項目

詳細記事

関連トピック