新幹線より速い?ゴキブリの驚異のスピード
「ゴキブリが壁をはやてのように駆け上がる」「突然テレビの前に出現して、一瞬で消える」——こうした経験、きっと多くの人がしたことがあるでしょう。でも、そのスピード、実はかなり本物なのです。
ゴキブリは1秒間に体長の50倍もの距離を移動できるといわれています。たとえば、体長約3cmのクロゴキブリの場合、これを人間のスケールに換算すると、なんと時速300キロ以上!これは新幹線のノーマルランで走る「こだま」並みの速度です。日本に多くいる「クロゴキブリ」と「チャバネゴキブリ」は、特にこの驚異的な機動力の持ち主。狭い隙間から天井へ、床からカーテンレールへ、まるでスパイのように素早く移動します。その秘密は、細長い脚と素早い神経伝達にあります。暗闇でもバランスを保ち、わずかな振動を感じ取って即座に反応できるのです。
もちろん、実際のゴキブリが時速300kmで走っているわけではありません。しかし、体のサイズに比べた相対的な速さを考えると、その能力は本当に驚異的。外敵から逃れるために進化したこのスピードは、まさに生き残りのための最終兵器ともいえます。
思わずドアを閉める手が早くなるのも、きっと本能。ゴキブリくん、おそるべし。
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