「お野菜5」とは?SNSが拡げる薬物取引の実態

「お野菜5」という言葉を聞いたことがありますか?一見すると何の関係もないように思えますが、実はこれは大麻を意味する隠語の一つです。「野菜=大麻」、そして「5」は5グラムを指しており、ネット上で薬物のやり取りを暗号的に伝える表現として使われています。

警視庁の発表によると、2019年までの6年間で薬物関係で逮捕された人の数は、毎年増え続けていました。特に10代から20代の若者の間での薬物汚染が深刻で、その一因となっているのがSNS、特にTwitterです。

ハッシュタグに「#野菜」や「#アイス(=覚せい剤)」「#手押し(=販売)」といった隠語を組み合わせて検索すると、大麻の販売をほのめかすようなアカウントが多数見つかります。こうしたやり取りは一見素人には気づきにくく、まるで日常会話のように見えるため、取り締まりも難しいのが現状です。

こうした隠語は、薬物取引に関与する人たちの間で進化を続けており、若者が知らぬ間に誘われ、犯罪に巻き込まれるケースも少なくありません。特に「ちょっと困ったときに使える」などと軽く考えがちですが、一度手を出すと抜け出せなくなることが多く、命を落とす危険さえあります。

薬物は決して「気分転換」や「流行」ではありません。SNS上で見知らぬ誰かとやり取りする際、少しでも違和感を感じたら、無視して報告することが大切です。若者の未来を守るために、正しい知識と警戒心が今、求められています。

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