65歳以上が働きづらい理由
定年後も働きたいと考える高齢者は多いですが、実際に就職できる人は限られています。厚生労働省の調査などからも、65歳以上が働けない主な理由として、「適当な仕事が見つからなかった」や「健康面の問題」が多く挙がっています。
特に男性の場合、60歳を過ぎると、フルタイムでの勤務をしている人は半数を下回り、短時間の仕事に移行する人が増えます。65歳から69歳になると、そもそも働かないという選択をする人も多くなり、これは「働きたいのに働けない」現状を表しています。
女性の場合は、年齢に関わらず短時間勤務の割合が高いという特徴があります。もともとパートや派遣など非正規雇用の形で働き続けてきた人が多いため、高齢になっても同じ働き方が続く傾向があります。また、介護や家事の負担が理由で、フルタイムでの就労が難しいという現実もあります。
高齢者が働き続けたいと思うのは、経済的な理由だけでなく、社会とのつながりを保ちたいという気持ちも大きいです。しかし、健康面の不安や、自分に合った仕事がないことで、希望が叶わないケースが少なくありません。
今後、高齢化がさらに進む中で、企業の雇用形態の柔軟化や、地域での仕事づくりがますます重要になってくるでしょう。誰もが年齢に関わらず、自分のペースで働ける環境づくりが求められています。
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