70歳を過ぎて働いても年金はどうなる?

定年後も元気に働く人が増えていますが、「70歳を過ぎて働いていると、年金にどんな影響があるの?」と心配になる人もいるでしょう。実は、70歳になると、会社に勤めていても厚生年金保険の加入資格を失います。これは、法で定められたルールです。

ただし、一つの例外があります。もし、まだ老齢年金を受給するための加入期間(現在は10年以上)を満たしていない場合、70歳を過ぎても自分の意思で厚生年金に任意加入できるのです。これにより、将来的にもらえる年金の金額を増やすチャンスが得られます。

例えば、68歳で再雇用され、72歳まで働くというケース。70歳の誕生日を迎えると、会社は社会保険の手続き上で「70歳到達」として厚生年金の加入をやめなければなりません。しかし、本人の希望があれば、最大で2年間、任意で加入を続けることが可能です。ただし、この場合の保険料は原則として全額自己負担になります。

また、70歳以降も働いていても、すでに年金を受給している人は、働いたからといって年金が減額されたり、停止されたりすることはありません。ただし、高額な収入がある場合、税金や医療費の負担が変わることもあるので注意が必要です。

年金の仕組みは複雑ですが、自分の状況に合わせて最適な選択をしたいもの。勤務先の総務や年金事務所に相談するのも一つの方法です。

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