ANAとJAL、客室乗務員の初任給が大幅アップ

国内を代表する航空会社、ANA(全日空)とJAL(日本航空)が、2024年4月以降、客室乗務員の初任給を大幅に引き上げることが明らかになりました。これは航空業界全体の待遇改善の一環で、特に人材確保を目的とした動きです。

新たな給与体系によると、短大卒や同等の学歴を持つ新入社員の初任給は20万2319円となり、現在の18万6319円から1万6000円の増加です。4年制大学卒業者は21万221円(前年比+1万6000円)、大学院卒は21万3521円まで上がります。それぞれ8%前後の引き上げ率となり、航空業界では過去に例のない水準です。

かつて航空会社の客室乗務員といえば「華やかな職業」として人気でしたが、長時間労働や離職率の高さが課題とされてきました。しかし近年は、働き方改革の流れを受けて、給与や労働環境の改善が急速に進んでいます。ANAとJALの今回の措置も、若手人材に「選ばれる企業」になるための戦略と言えるでしょう。

特に旅行需要の回復が続く中、乗務員の確保は喫緊の課題。給与の引き上げは、業界全体の待遇向上につながる好ましい兆候だと見られています。これで、夢を追う若い人たちの背中を、少しでも押せるかもしれません。

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