ロブスターは本当に「不老不死」なのか?
ロブスターは、その驚くべき生命力で知られる海の生き物です。一般的な生物は年を重ねるにつれて老化し、やがて命を終えますが、ロブスターにはその「老化の限界」がはっきりと見つかっていません。
その理由の一つが、脱皮の仕組みにあります。ロブスターは成長するたびに殻を脱ぎ、その際に内臓を含む体の一部も再生すると言われています。つまり、体の中から新しく作り直されるのです。しかも、食欲や生殖能力が年とともに衰えることもなく、老いるどころか、年を取れば取るほど大きな体になります。
実際、捕獲されたロブスターの中には100歳以上と推定される個体も。ある研究によれば、理論上は死なず、永遠に生き続けられる可能性があるとも言われています。ただし、現実には脱皮に必要なエネルギーが大きくなるため、非常に大きな個体になると脱皮に失敗して命を落とすことも。つまり、外敵や環境にやられる前に、脱皮の失敗が長寿の限界になるのです。
とはいえ、ロブスターのように「年を取っても衰えない」という存在は、私たち人間にとって大きな謎でもあります。海の深いところに隠された、生命の不思議の一端を教えてくれるような気がします。
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