救急車の費用、誰が払うの?

「けがをしたときや急に体調が悪くなったとき、すぐに頼れるのが救急車です。でも、実際に利用した場合、その費用は誰が負担するのかと心配になる人も多いでしょう。

結論から言うと、救急車の搬送自体は原則無料です。日本では、消防が運行する救急車の利用に料金はかかりません。つまり、救急隊に迎えてもらい、病院まで運んでもらう分には、基本的には支払いが発生しません。これは、誰もが緊急時にためらわずに助けを求められるようにするための制度です。

ただし、注意が必要なのは、病院到着後の治療費です。救急車で運ばれた後、医師の診察を受けたり、検査や入院、投薬が必要になった場合、それらの医療費は患者が負担します。健康保険が適用されるため全額を支払うわけではありませんが、自己負担分(通常は3割)は支払う必要があります。高額な治療や長期の入院になると、それなりの出費になることもあります。

また、実際に病院に着いてみたら「特に異常がなかった」というケースもあります。その場合でも、搬送後の診察代は発生するため、軽い症状で無理に救急車を呼ぶのは控えるべきです。本当に緊急な場合に、救急車が間に合わない事態を避けるためです。

救急車は誰でも自由に使える貴重なシステム。適切に利用して、自分も、他人も守りましょう。

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