アメリカの医療費はなぜ高い? 日本との大きな差

「アメリカの病院代は高いですか?」——この質問に対して、答えは明確です。はい、非常に高い。実際、2022年のデータでは、アメリカの一人当たりの医療費は12,555ドルと、経済協力開発機構(OECD)加盟国で断トツの1位でした。

比べてみると、日本の一人当たり医療費は5,251ドル。アメリカの約半分以下です。この差は、単に物価の違いだけではなく、医療制度そのものの構造に深く関わっています。

アメリカでは、民間保険が中心の医療システムが採用されています。そのため、診察料、検査、入院、薬の費用が非常に高くなることが多く、保険に入っていない人にとっては大きな経済的負担となります。一方、日本は国民皆保険制度があり、医療機関の窓口負担は原則として3割。高額な治療でも自己負担の上限が設けられているため、安心して医療を受けられます。

たとえば、インフルエンザで病院を受診した場合、アメリカでは保険なしで診察・薬で300ドル(約4万円)以上かかることも珍しくありません。日本では、同じ症状で受診しても、数千円で済むことが多いです。

2023年末の調査でも、アメリカの医療費の高さは突出しています。もちろん、高度な医療技術や設備の質の高さも背景にありますが、という点では、日本と大きな違いが見られます。医療は命に関わるもの。費用の高さは、そのまま安心の有無にもつながるのです。

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