アワビにそっくりな貝、トコブシって知ってる?
磯辺を歩いていると、つやつやした貝殻が光っているのを見かけることがありますよね。その中に、アワビによく似た見た目をしている「トコブシ」がいます。トコブシは北海道南部から九州にかけての浅い岩場に生息し、潮が引いたあとの岩陰にひっついていることも。
見た目はアワビとほとんど同じ。色も緑がかった茶色や赤みがかったものが多く、形もまるっこくて貝殻の表面にはうねりがあります。そのため、素目には見分けるのが難しいほど。でも、気になるのは「どうやって見分けるの?」という点ですよね。
実は、一番簡単な見分け方は殻にある穴の数です。アワビの殻には通常4〜5個の呼吸孔(こゆう)がありますが、トコブシはそれよりも多く、6〜9個の穴が並んでいます。この違いに気づけば、磯遊びのときにも「これ、アワビかな?トコブシかな?」と楽しみながら観察できますね。
ちなみに、トコブシは大きさもアワビの子どもくらいで、成長しても直径10cmほど。そのため、料理に使われることもありますが、漁獲量は少なく、珍味として扱われることも。身近な海の生き物だからこそ、少しずつ名前や特徴を覚えていくと、自然との出会いがもっと楽しくなりますよ。
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