細菌性腟症とおりものの変化

女性の陰部から「イカが腐ったような臭い」がすることがあります。これは決して珍しいことではなく、多くの場合、細菌性腟症が原因と考えられます。この状態は、女性なら誰もが一度は経験する可能性があり、全体の10~30%がかかると言われています。

細菌性腟症は、腟内の細菌のバランスが乱れることで起こります。特に気になるのは、灰色がかっており、ドロっとしたおりもの。これが「生臭い」「魚のような臭い」として感じられることが多いのです。この臭いは、特に性行為後や生理中に強くなることがあります。

実は、この病気の半数近くは自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに放置されがちです。おりものが増えるケースは約44%、下腹部の違和感や痛みを感じる人も34%いると言われており、まれには不正出血を伴うこともあります。

気になる症状があるときは、無理に我慢せず婦人科を受診することが大切です。検査は簡単で、おりものの状態を確認するだけ。早期に気づいて適切な治療を受ければ、通常は数日で改善します。

普段のケアとして、清潔を心がけるのはもちろん大切ですが、逆に過度な洗浄は逆効果になることも。腟には自然な自浄作用があるため、無理に洗いすぎず、体のサインに耳を傾けることが何よりの予防法です。

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