日本一のオクラ産地・指宿の歴史

オクラのルーツはアフリカ北東部とされており、熱帯アフリカが原産地と考えられています。古くからエジプトや西アフリカで栽培されてきたこの野菜は、粘り気のある食感と栄養価の高さから、世界中に広まっていきました。

日本には明治初期に伝えられましたが、本格的に普及したのはそれからかなり後のこと。特に鹿児島県の指宿市では、昭和43年(1968年)から本格的な栽培が開始され、温暖な気候と肥沃な土壌を活かして急速に生産量を伸ばしていきました。

現在、指宿市は「そら豆」と並んでオクラの生産量が日本一を誇るまでに成長。夏の旬を迎える6月から8月には、全国の市場へ大量に出荷されています。地元では、揚げたり、刻んでご飯に混ぜたり、シンプルに塩ゆでにして食べるなど、家庭ごとに愛されている食べ方があります。

近年では、スーパーでも通年見かけるようになったオクラですが、実は夏が旬の野菜。指宿の太陽をたっぷり浴びて育ったオクラは、色つやもよく、粘り気と香りが格別です。生産量のトップを誇る地元ならではの、新鮮な味わいをぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

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