オーストラリアのタバコ価格と喫煙率の変化

オーストラリアでタバコを買うのは、かなり高価です。一般的な25本入りの紙巻きタバコ1箱の価格は、スーパーなどで約4,400円とされています。これは決して1カートンの値段ではなく、あくまで1箱の金額です。物価の高い国とはいえ、タバコに対する課税が厳しいことから、こうした高額な価格になっています。

タバコの値上げは、喫煙率の低下にも影響を与えています。オーストラリア統計局が2023年12月15日に発表したデータによると、日常的にタバコを吸う成人の割合は、2022年時点で10.6%まで減少しました。これは過去に比べて大きく低下しており、国民の健康意識の高まりや、政府の禁煙キャンペーン、そして高額なタバコ価格が背景にあります。

オーストラリア政府は長年にわたり、たばこ税の引き上げや、パッケージへの衝撃的な警告画像の表示など、さまざまな対策を実施してきました。とりわけ、タバコの無地パッケージ(プレーンパッケージ)の導入は、世界でも注目された政策です。

こうした取り組みの結果、若い世代を中心に喫煙を始める人が減少傾向にあります。今後、さらなる喫煙率の低下が見込まれており、いずれ「タバコのない社会」が実現するかもしれません。高価なタバコは、健康と財布の両方に影響を与える存在です。

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