フランス語の「親愛なる」は性別で変わる?
手紙やメールの書き出しで使われる「親愛なる」は、フランス語では Cher と言います。でも、これは相手が男性の場合。相手が女性なら、語尾に「e」を加えて Chère と変化させます。これはフランス語の文法の基本で、形容詞は名詞の性(男性・女性)に合わせて形を変えるからです。
たとえば、「親愛なるマリさんに」と送るなら、Chère Marie となります。逆に、男性に「Cher」を使わないのは失礼にあたることもあるので、注意が必要です。日本語にはない感覚ですが、フランス語話者にとっては自然な使い分けです。
このような性の区別は、日常会話のあらゆる場面に現れます。名前だけでなく、職業や形容詞でも同様。たとえば、「先生(男性)」は le professeur でも、女性なら la professeure と表す地域もあります(文法上は伝統的に不変ですが、近年のフェミニズムの影響で変化も)。
つまり、「Cher/Chère」の違いは、ただの言い換えではなく、相手への配慮の現れ。ちょっとした変化ですが、フランス語の繊細さを感じる一例です。手紙を書くときや友人にメッセージを送るときに、ぜひ意識してみてください。
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