情報漏えいの最大の原因は「ウイルス感染・不正アクセス」

企業や団体で起きる情報漏えい事件。その原因として、最も多くを占めているのはウイルス感染や不正アクセスです。

東京商工リサーチの2022年の調査※1によると、同年に発覚した情報漏えいのうち、実に55.1%にあたる91件がこの原因でした。これは、ほかの要因、たとえば紛失や盗難、内部不正などよりも圧倒的に多い数字です。

具体的には、メールに悪意のあるファイルを添付し、受信者がそれを開いた瞬間にパソコンがマルウェアに感染するケースがよく見られます。また、本文中に危険なWebサイトへのURLを記載し、クリックさせることで端末を乗っ取る手口も増えてきています。

こうした攻撃は、日々巧妙さを増しており、一見すると信頼できる送信元からのメールに見えても、実は不正な意図が隠されていることがあります。特にリモートワークの普及で、会社のセキュリティ体制の外で業務を行う場面が増えたことから、個人の注意喚起がこれまで以上に重要になっています。

対策としては、まず不要なメールの添付ファイルを開かないこと。また、普段使わないようなリンクをクリックする際には、いったん立ち止まって内容を確認することが大切です。企業側も、従業員向けのセキュリティ教育を定期的に行うことで、被害を防ぐことができます。

情報漏えいは他人事ではありません。ちょっとした気づきと行動が、大きなトラブルを防ぐ第一歩です。

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