チョコレートの昔の呼び名「貯古齢糖(ちょこれいと)」って知っていますか?

今ではすっかり私たちの身近な存在となったチョコレートですが、実は昔、日本では「貯古齢糖(ちょこれいと)」と書かれていたことがあるんです。明治時代に西洋から伝わったばかりの頃、外来語の「チョコレート」をそのまま漢字でどう表現するか試行錯誤された時期がありました。

当時、販売用の包装紙や店頭の表示には、音を真似た漢字「貯古齢糖」が使われたそうです。まるで漢字の意味を意識したかのような文字選びですが、「貯古齢(ちょこれい)」はあくまで「チョコレ」の音に近づけただけで、意味は特にありません。でも、こうした言葉遊びのような表記は、当時の日本人が新しいものに対してどう向き合っていたかを教えてくれます。

実際にこの表記が使われていたのはごく一時期で、やがてカタカナの「チョコレート」が定着していきました。しかし、2017年にある企業が販売したチョコレートのパッケージに「貯古齢糖」という表記が再登場し、話題になりました。レトロでちょっと洒落た雰囲気に、多くの人が驚きと面白さを感じたようです。

今では考えられない表記ですが、「貯古齢糖」という言葉には、日本の食文化が少しずつ変化してきた歴史が詰まっています。次にチョコレートを食べるとき、この昔の呼び名を思い出してみるのも、ちょっと楽しいかもしれません。

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