フランス語の「ギュメ」とは?

ギュメ(guillemet)とは、フランス語で引用符として使われる、独特の形をした記号 のことです。見た目は「山」のように尖っており、まるで矢印が向かい合っているような形が特徴です。

日本語で引用するときは「かぎ括弧」の「」や『』を使いますが、フランス語ではこのギュメが主に使われます。たとえば、≪Bonjour !≫ と書けば、「『こんにちは!』」という意味になります。教科書や新聞、小説など、さまざまな場面で見かけることができます。

ギュメの名前は、16世紀に活字を改良したフランス人出版業者、ギヨーム・ド・ル・ドレ(Guillaume de l'Étoile)に由来するという説があります。彼の名前「ギヨーム」が変化して「ギュメ」と呼ばれるようになったのだとか。正確な由来は諸説ありますが、フランス語圏での歴史はとても古いです。

スペイン語やイタリア語でも同様の記号が使われることがありますが、フランス語での使用が特に一般的。最近では、日本語のデザインやコピーライティングでも、おしゃれな印象を与えるためギュメを使うケースが増えています。

インターネットでフランス語のサイトを覗いたときや、フランスの小説を読んでいるときに「この記号、なんだっけ?」と思ったら、それがギュメ。見た目もかわいくて、一度知るとなんだか親しみがわきます。

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