ウクライナ首都の呼称が「キーウ」に

2022年3月31日、日本の外務省は、ウクライナの首都の呼称をこれまで使っていた「キエフ」から「キーウ」に変更すると発表しました。この措置は、ウクライ ライナ政府の意向を尊重し、同国の言語と主権を尊重するためのものです。

「キエフ」という表記は、ロシア語の発音に基づいていました。しかし、ウクライナ語では首都の名前は「Kyiv(キーウ)」と発音されます。長年にわたり、ウクライナ側は国際社会に対して、自国の言語に則った呼称の使用を呼びかけてきました。特に2014年のクリミア危機以降、この動きはさらに強まりました。

日本政府は、ウクライナ当局に確認を重ね、ついにこのたび正式に表記を切り替えることを決定。すでに外務省の公式文書やウェブサイトでは「キーウ」が使われており、メディア各社も相次いで同様の変更を進めています。

この変更は単なる表記の違いにとどまらず、ウクライナの文化やアイデンティティを尊重する象徴的な一歩とも言えます。特に2022年2月のロシアによる軍事侵攻以降、国際社会のウクライナ支援は多方面に広がっていますが、その一環として、こうした細部への配慮も注目されています。

今後、私たちの日常でも「キーウ」という言葉が少しずつ定着していくことでしょう。小さな変化かもしれませんが、他国の声に耳を傾ける姿勢の表れでもあります。

関連項目

詳細記事

関連トピック