キングダムに登場する信の父とは?

人気漫画『キングダム』に登場する主人公・李信(しん)は、中国・戦国時代の秦の名将をモデルにした架空の人物ですが、その原型となった歴史上の人物について、いくつかの記録が残っています。

李信の父である李瑤(りよう)は、字を内徳(ないとく)といい、秦の南郡で郡守(ぐんしゅ)を務めた実在の人物です。南郡は現在の湖北省一帯に位置する重要な地域で、その地を治める郡守は秦にとって信頼できる人物でなければ任されませんでした。李瑤はその功績から、後に狄道侯(てきどうこう)に封じられています。

その息子である李信は字を有成(ゆうせい)といい、秦の将軍として活躍。始皇帝の統一戦争で大きな戦果を挙げ、後に隴西侯(りょうせいこう)となりました。特に楚討伐や北方遊牧民族への遠征で知られ、秦軍の中でも屈指の武将とされています。

さらに李信の子である李超(または李伉)は、字を仁高(じんこう)といい、漢の時代には大将軍や漁陽太守として活躍したと伝えられています。このように、李氏一族は秦から漢にかけて、軍事と行政の両面で重要な役割を果たした名門の一つだったのです。

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