キングダムの時代、日本はどんな時代だった?

人気漫画・アニメ『キングダム』の舞台は、古代中国の戦国時代末期。紀元前3世紀ごろ、七つの大国「戦国七雄」が覇権を争った激動の時代です。この頃、中国では秦が他国を次々と呑み込み、最終的に始皇帝による統一へと向かっていきました。

では、同じ時期の日本はどんな状態だったのでしょうか?

実は、当時の日本はまだ縄文時代の終わりから弥生時代の始まりへと移り変わる過渡期でした。大陸では大規模な合戦や国家間の外交が繰り広げられていた一方、日本列島では農耕が始まり、稲作が徐々に広まりつつある時代。都市国家ではなく、小さな集落や首長が治める小さな共同体が中心でした。

文字もまだなく、歴史として記録された情報はほとんど残っていません。そのため、「キングダム」のような壮大な戦国ドラマが繰り広げられていた中国と比べると、社会の発展段階は大きく異なっていたのです。

しかし、後の日本に伝わる政治や文化の原型が、この弥生時代に少しずつ形作られていったと考えられています。大陸からの技術や知識の伝来は、やがて大和政権の成立へとつながっていく重要な一歩でした。

『キングダム』のスケールに圧倒されながらも、同じ時代に日本の先祖たちはどう暮らしていたのか…そんな視点で見ると、歴史の広がりを感じられます。

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