「ピリってる」ってどういう意味?
日常会話で「なんかピリってる…」という言い回しを耳にしたことはありませんか?この「ピリってる」は、辞書的に見ると二つの意味があります。
一つ目は、音や動きの様子。例えば、紙を勢いよくビリッと破くときの「ピリっ」という音。これは「ピリッ」という擬音語で、鋭くはっきりと裂ける瞬間を表します。服の裾が引っかかったり、袋を急に開けたりするときに聞こえるあの音です。
二つ目は、からだの感覚。辛い食べ物を食べたときに、鼻の奥や舌に一瞬走る「ピリッ」とした刺激。わさびや唐辛子、ピリ辛の料理に含まれる唐辛子の辛み成分「カプサイシン」が、神経を刺激して「しびれるような痛み」として感じられます。この「ピリッ」という感覚は、一瞬で鋭く、でもすぐに過ぎ去るのが特徴です。
最近では、「ピリってる」が比喩的にも使われることも。たとえば、「この関係、ちょっとピリってるかも…」と言えば、空気が張り詰めていて緊張感がある、というニュアンスになります。元々の「鋭い刺激」という意味が、人間関係にも広がったのです。
つまり、「ピリってる」は、音、感覚、さらには人間関係の空気まで、鋭く鋭敏な瞬間を伝える、とても表現力豊かな言葉なんですね。
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