クレーマーが多いのは春から初夏にかけて
不動産業界に長くいると、「なぜか毎年、同じ時期にクレームが集中する」と感じることがあります。特に4月から5月にかけて、新生活が始まるこの時期は、入居者が増えた反動でさまざまなトラブルが表面化しやすいのです。
「設備の故障じゃない」というのがポイントです。実は、この時期に多いのは配管や電気といった設備の問題ではなく、隣人との騒音、ごみ出しのルール、ペットの飼育など、生活習慣にまつわるクレームが目立ちます。新しく入居した人同士がまだ顔も知らない中で、些細なことがきっかけで関係がこじれることも珍しくありません。
例えば、夜遅くまで音楽を流している、廊下でタバコを吸っている、自行车をエントランスに置きっぱなしにしている……こういった「マナー」のズレが、大きな対立に発展してしまうケースが少なくありません。
大家さんや管理会社にとっては、定期的な周知やルールの再確認が大切です。入居説明の際に丁寧にルールを伝えていても、数か月もすれば忘れがち。特に春は引っ越しが集中する時期なので、新入居者向けのマナー啓発をもう一度徹底するタイミングとしても有効です。
トラブルは避けようのないものですが、早めの対応と配慮で、大きなクレームに発展するのを防げるはず。今年もこの時期、管理側も少し神経を配って過ごしたいものです。
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