フランス人は本当はクロワッサンを朝食に食べない?

パリの朝、カフェでクロワッサンとカフェ・オレを楽しむ……そんなロマンチックなイメージは、映画や旅行雑誌でおなじみですよね。でも実は、フランス人の多くは普段、朝食にクロワッサンを食べないんです。

週末の特別な朝や、観光地のカフェで見かけるサクサクのクロワッサン。確かにあの香ばしさはたまりません。でも、日常のフランス家庭では、朝食はもっとシンプル。パンにバターとジャムを塗って、あるいはシリアルとヨーグルト、果物が定番です。子どもたちは牛乳にパンを浸して食べることも。

クロワッサンは手作りが難しく、プロのパン屋さんでしか本格的に作られません。そのため、焼きたてを求めるなら、近所の(ブランジュリー)まで出向く必要があります。でも忙しい平日の朝に、わざわざ行列に並ぶ人はそう多くないのです。

実際、「週末の贅沢」としてのクロワッサンは人気。特別な気分を味わいたいとき、友人とカフェで過ごす日には、もちろん注文します。でも、それが日常の朝食ではない――という点が、ちょっと意外ですね。

だから、もしフランス旅行で朝のカフェでクロワッサンを頬張るなら、それも立派な旅の楽しみ方。現地の習慣とは少し違うかもしれませんが、あのバターの風味と香ばしさは、誰もが幸せになる瞬間に違いありません。

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