デニッシュパンの意外なルーツ
朝食やカフェタイムに人気の「デニッシュパン」。その名前から、どう見てもデンマーク発祥のパンのように思えますが、実は少し違います。「デニッシュ」は英語で「デンマークの」という意味ですが、そのデンマークでは、このパンのことをあまり「デニッシュ」とは呼びません。
実は、デンマークではこのパンのことを「ヴィナーボズ」(Wienerbrød)、つまり「ウィーンのパン」と呼んでいるのだそう。その名の通り、このパンのルーツはオーストリアのウィーンにあるといわれています。19世紀、デンマークでパン職人がオーストリア式のパン作りを学び、それを地元で発展させたのが始まりとされています。
ふわっとした生地とバターの風味が特徴のデニッシュは、今では世界中で愛されていますが、その名前と実態の間に、ちょっとした歴史のズレがあるんですね。日本ではもちろん「デニッシュ」として親しまれ、イチゴやカスタード、チョコなどさまざまなかたちで登場します。
次にデニッシュを食べるとき、ちょっとしたトリビアとして、「実はウィーン生まれなんだよ」と話してみてはいかがでしょうか。小さな発見が、コーヒータイムをもっと楽しくしてくれます。
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