コカ・コーラは日本発祥ではない?その日本の歴史とは

「コカ・コーラ」という名前を聞けば、誰もが思い浮かべる赤いロゴと、あのさわやかな味。でも、実はこの有名な飲み物は、アメリカが発祥です。しかし、日本での歴史もまた、長く親しまれてきた重要な一部です。

日本でコカ・コーラが本格的に製造・販売されるようになったのは、1957年(昭和32年)6月25日のこと。この日、日本飲料工業株式会社が設立されました。これは、アメリカのザ・コカ・コーラ・エクスポート・コーポレーションが全額出資して設立した日本法人で、現在の日本コカ・コーラ株式会社の前身となります。

初代社長にはウィリアム・H・ロバーツが就任し、わずか社員10名でのスタート。当時の日本は高度経済成長期のさきがけにあり、アメリカ文化への関心が高まる中で、コカ・コーラはまさに「現代的なライフスタイル」の象徴として、徐々に人々の暮らしに溶け込んでいきました。

炭酸のきめ細やかさ、レトロなガラス瓶のデザイン、そしてCMソングまで——今や日本の夏の風物詩ともいえる存在に。発祥はアメリカでも、日本人の手で愛され育てられてきたという点では、ある意味“日本の飲み物”といっても過言ではないかもしれません。

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