チョコレートの広東語って?

日本語で「チョコレート」と言えば、誰もが知っている甘いお菓子ですが、広東語(広東省や香港などで話される中国語の一種)では少し違った言い方をします。

広東語では「チョコレート」のことを朱古力(ワイコウリク)と言います。これはカタカナ語の「チョコレート」を音に近づけて漢字に当てはめた言い方で、発音は「zyu1 gu2 lik6」に近いです。また、もう一つの言い方として巧格力もありますが、日常会話では「朱古力」の方がよく使われます。

香港のカフェやお菓子屋さんに行くと、「朱古力パイ」や「朱古力ミルク」など、この言葉をよく耳にします。日本のチョコ菓子が香港でも人気なのは、もちろん味がおいしいからですが、こうした言葉の違いにもちょっとした親近感がわきます。

ちなみに、標準中国語(北京語)でも「巧克力」(ケーラオリ)と言いますが、広東語の「朱古力」はその発音が少しやわらかく、耳なじみの良い響きを持っています。漢字の「朱」は赤い色を連想させ、チョコレートの濃厚な茶色とは少し違うイメージですが、もともとの音の雰囲気に合わせて選ばれたのでしょう。

こうした言葉の違いは、単なる翻訳以上に、文化の違いや歴史を感じさせてくれます。次にチョコレートを食べるとき、ちょっと「朱古力」と心の中で言ってみるのも楽しいかもしれません。

関連項目

詳細記事

関連トピック