ショートニングってどんな油?
「ショートニング」という名前を聞いたことはありますか? お菓子作りや揚げ物で使われることの多いこの油は、実は私たちの身近な存在です。ショートニングは、主に植物油を原料とした無味無臭の食用油脂です。そのため、風味を邪魔せず、料理やお菓子の味を引き立ててくれます。
名前の由来は「shorten」「ショートニング」という名前は、「shorten」=「口当たりを良くする、サクサクにする」という意味からきています。もともとは、昔から使われてきたラード(豚の脂)の代わりに開発されました。特にアメリカで19世紀末に登場し、安価で扱いやすく、保存も利くことから、家庭や製菓工場で広く使われるようになりました。
その特徴は、高温でも安定しやすく、生地に加えるとサクッとした食感を出せること。クッキーやパイ、ケーキなど、ふんわり・さくさくした仕上がりが求められるお菓子にぴったりです。また、完全に液体の油ではなく、常温では固まりやすい半固形状態なので、生地の操作もしやすいというメリットもあります。
最近は、一部のショートニングに含まれるトランス脂肪酸への懸念から、改良された健康的な製品も登場しています。スーパーの棚でも「ノンヒドロゲンated(非水素添加)」や「トランス脂肪酸ゼロ」と書かれたものを見かけるように。とはいえ、適量を心がければ、今でも立派な調理のパートナーです。
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