スピカが輝く春の夜空
春の夜空には、明るく美しい星々がたくさん登場します。その中でも特に目立つのがおとめ座のスピカです。スピカは、3月から5月にかけて南の空高く、きらりと青白い光を放ちます。この時期の夜空を代表する星の一つで、春を感じさせる存在です。
スピカは春の大三角形の一角を担っています。この大きな三角形は、しし座のレグルス、おとめ座のスピカ、そしてうしかい座のアークトゥルスという3つの一等星を結んでできます。星座に詳しくなくても、この目立つ形を見つけることで、自然と星空に親しみがわいてきます。
また、春の空には北斗七星もよく見えます。その柄杓の部分から線を弧を描いてたどっていくと、アークトゥルスに、さらに先へ進むとスピカにたどり着くことができます。これを「春の大曲線」と呼び、星空案内の道しるべとして昔から親しまれています。
今年の2月17日以降も、少しずつスピカの姿が目立ちはじめます。夜10時ごろ、東の地平線から顔を出すようになり、3月に入るとしっかりと見られるようになります。暖かい夜に外に出て、空を見上げてみてください。スピカの輝きが、静かに春の訪れを教えてくれるでしょう。
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