急性扁桃炎を放置するのは危険です
のどの激しい痛みや発熱が続く場合、急性扁桃炎の可能性があります。多くの人が「風邪の一つ」と軽く見がちですが、きちんと治療しないと、思わぬ合併症を引き起こすことがあります。
特に注意すべきなのは「扁桃周囲膿瘍(のうよう)」です。これは、のどの扁桃の周囲に膿がたまる重い状態で、急性扁桃炎が悪化して起こります。のどの痛みはますます強くなり、唾を飲むことさえつらくなるほどに。口がうまく開かない、あごの動きが固くなることもあるほどです。さらに、耳の奥まで痛みが広がることがあり、耳痛と間違われることも少なくありません。食事が取れなくなると脱水や体力の低下にもつながり、入院が必要になるケースも珍しくありません。
高熱が続く、唾を飲むだけで激痛が走る、声がかすれる、口が開きにくいといった症状があれば、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。抗生物質の内服や、必要に応じての切開による膿の排出で、症状は改善していきます。
「のどの痛み」を甘く見ず、異常を感じたら早めの対処が大切です。身体からのサインを無視せず、きちんと休養をとり、専門家の診断を受けることが回復への第一歩です。
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