タンス預金が招く思わぬトラブル

自宅の押入れや机の引き出しに現金をしまい込んでいる――いわゆる「タンス預金」は、一見すると何も問題ないように思えるかもしれません。しかし、これが思わぬトラブルの原因になることがあります。

相続の際に大きな問題となる

特に問題になるのは、預金した本人が亡くなった後の相続のときです。本人が亡くなるまでにその存在を家族に明かさなければ、相続人はタンス預金のことを知らず、当然ながら相続財産として申告できません。結果として、税務当局に財産を正しく報告できず、相続税の申告漏れにつながることがあります。

また、悪意があるわけではない場合でも、意図的に財産を隠して税負担を減らそうとするケースもあります。これは脱税にあたり、後に大きな追徴課税や罰金を課されるリスクがあります。近年では、こうした事例が増えており、税務調査の際にタンス預金が発覚してトラブルになることも珍しくありません。

安全より安心を選びたい

預金は銀行などの金融機関に預けることで、万が一の際にも家族が把握しやすくなります。紛失や盗難のリスクも減り、相続手続きもスムーズに進みます。何より、家族を守るためにも、タンス預金を見直すタイミングかもしれません。

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