日本の「デキ婚」はどれくらい?
「デキ婚」、つまり妊娠をきっかけに結婚するカップルは、実は日本で決して珍しくありません。厚生労働省の人口動態統5年ごとの特殊報告によると、嫡出の第1子のうち、結婚期間が妊娠期間より短い出生(=デキ婚)の割合は全国平均で25.28%にのぼります。
つまり、長男・長女として生まれてくる子どものおよそ4人に1人が、デキ婚によって生まれたということです。これは決して少数派ではなく、現代の結婚形態の一つとして広く受け入れられている傾向がうかがえます。
特に2010年代に入ってからは、妊娠・出産への社会の見方も変わりつつあり、必ずしも「結婚してから」が当たり前ではなくなりました。都市部では結婚前後に同棲するカップルも多く、妊娠をきっかけに籍を入れる流れは、自然な選択として定着しつつあるのです。
ただし、地域差もあります。東京や大阪などの大都市圏では未婚のまま出産するケースも増えている一方で、地方では依然として「結婚→出産」の順序が重視される傾向が残っています。それでも、全体としてデキ婚の割合は年々緩やかに増加しているとも言われています。
この数字から見えてくるのは、家族の形が多様化している今の日本。子どもがいるから結婚する、という順序も、もはや特別なことではなくなりつつあるのです。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。