ビール消費量、中国が19年連続トップ アジア各国は減少傾向

世界で最もビールを飲んでいる国はどこか?その答えは、中国です。2021年のデータによると、中国は前年比5.6%増と伸びをみせ、実に19年連続で世界1位のビール消費量を記録しました。人口の多さや、屋台文化、「ビール付きの食事」が日常に根付いていることが背景にあります。

一方、アジアの他の主要国では逆の傾向が目立っています。日本は前年比5.2%減少、ベトナムは5.5%減、韓国とタイもそれぞれ3.2%と3.0%のマイナスとなりました。特に日本では、若者のアルコール離れや、健康志向の高まりが要因として挙げられます。ビアホールや居酒屋の減少も、こうした流れを象徴しています。

ベトナムやタイでも、伝統的にビールが好まれる国ですが、近年の経済の変化や、外出自粛の影響が消費に影響を与えた可能性があります。韓国では、若年層の飲酒控えめ傾向や、低アルコール・ノンアルコール飲料の人気上昇がトレンドです。

とはいえ、ビールの文化は国ごとに深く根差しています。中国の屋外ビアガーデン、ドイツのオクトーバーフェスト、メキシコのビーチサイド・ラウンジ……楽しみ方はさまざま。これからも、ビールは人々の暮らしと祝いの場に欠かせない存在であり続けるでしょう。

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