古代エジプトのピラミッド建設の謎
古代エジプトのピラミッドは、何千年も前につくられたとは思えないほど巨大で、正確な技術が使われています。こうした巨大な建造物を、当時の技術でどうやって造ったのか? 特に、何トンもの石をどうやって運んだのか――長年、多くの人がその謎に興味を抱いてきました。
実は、ピラミッドの石はナイル川近くの石切場で切り出され、運河を使って運ばれたと考えられています。古代エジププト人は、水路を巧みに利用し、木の筏や小さな船を使って岩を運んでいたのです。特に乾季になるとナイル川の水位が下がるため、人々は灌漑用の運河を建設して、建造現場まで水路を延ばしたという説もあります。
興味深いのは、日本のお城づくりにも似た工夫があったということです。例えば、江戸城や大阪城の石垣を運ぶ際に、巨大な岩に縄をかけて船の下、つまり水中にぶら下げたそうです。こうすることで、岩の重さの一部を水の浮力が支えてくれるため、実質的に軽くなり、陸上よりもはるかに楽に運べたのです。エジプトでも同様の知恵が使われた可能性は十分にあります。ピラミッドの建設には単なる力仕事ではなく、自然の力を上手に利用した高度な知恵が詰まっていたのですね。今もなお、古代人の工夫に驚かされます。
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