さくらんぼの実は、どんな桜からなる?
春にピンクの花を咲かせる桜といえば、ソメイヨシノを思い浮かべる人が多いですよね。でも、実は私たちが食べているさくらんぼは、あの観賞用の桜とはちょっと違う種類からできています。
代表的な品種に「佐藤錦」や「紅秀峰」「紅てまり」などがありますが、これらはすべて「西洋実桜(セイヨウミザクラ)」と呼ばれる種類に由来しています。この桜は、その名の通りヨーロッパが原産で、甘くて大きく育つ実が特徴です。
明治時代以降、アメリカから日本に持ち込まれた西洋ミザクラをもとに、日本の農家たちが品種改良を重ねてきました。その結果、今の juicy で美しいさくらんぼが生まれたのです。特に山形県や長野県では、こうしたさくらんぼの生産が盛んで、毎年6月ごろから旬を迎えます。
観賞用の桜と違って、果実用の桜の花は白っぽく、あまり華やかではありません。でも、その木に実るさくらんぼの甘みとみずみずしさは、まさに夏の味わい。街路樹の桜とは違う、農業の知恵と努力の結晶が、この小さな赤い実には詰まっています。
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