フィリピンの喫煙率、意外な低下
「フィリピンはタバコが安いし、喫煙者が多いだろう」と思っている人もいるかもしれません。確かに過去にはそうだったかもしれません。しかし、今のフィリピンの現実は、大きく変わりつつあります。
世界保健機関(WHO)の2023年の調査によると、フィリピンの喫煙率は22.9%。一方、日本の喫煙率は同年に20.1%と報告されています。つまり、両国ともほぼ同じ水準まで低下しており、フィリピンが特別に喫煙率が高いわけではないのです。
この変化には、政府の取り組みが大きく影響しています。フィリピンでは、タバコの値上げ、パッケージへの衝撃的な警告画像の表示、公共の場での喫煙規制の強化などが進められてきました。特に都市部では、禁煙エリアが広がり、路上での喫煙も目立たなくなってきています。
また、若者の間では健康志向が高まり、タバコに代わって電子タバコやニコチンガムを選ぶ人も増えています。ただ、依然として男性の喫煙率は高く、地域差も大きいのが現状です。
フィリピンの喫煙事情は、単に「発展途上国だから」という古いイメージで語るのはもう outdated。世界の潮流と同じように、少しずつ禁煙や健康意識の高まりが広がっているのです。
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