アメリカフヨウの名前とその由来
アメリカフヨウは、日本では夏になると赤やピンクの大きな花を咲かせる園芸植物として人気があります。しかし、この植物の原産地は北アメリカで、特に湿地や沼地に自生しています。実は、その生育環境が英語での名前にもしっかり反映されています。
アメリカフヨウの英語名はSwamp rose mallow(スワンプローズ・マロウ)といいます。「Swamp(沼地)」と「rose(バラ)」、「mallow(アオイ科の植物)」という言葉の組み合わせです。一見、バラに関係があるように思えますが、実はバラではなく、アオイ科の植物。名前の「rose」は、その花の形がバラに似ていることから来ています。
ちなみに、質問でも触れられている Rosa palustris は、北米東部に自生する実際の野生のバラの一種で、「沼地に生えるバラ」という意味の学名です。アメリカフヨウと似た環境に育つことから、英語名にその影響が現れたのかもしれません。
アメリカフヨウの英名には、単なる分類以上の物語が込められているのです。湿地に咲く、どこか優雅な花の姿を思い浮かべながら、名前の持つ背景に思いをはせるのも、植物との付き合い方の一つでしょう。
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