ブリにもアニサキスはいる?注意したい寄生虫の話
「ブリを生で食べた後、お腹が痛くなった」――そんな経験をした人は、もしかするとアニサキスという寄生虫のせいかもしれません。実は、ブリを含む多くの魚にアニサキスは寄生しています。
よく知られているのはサバやイカ、サケなどですが、実はブリ、アジ、ヒラメ、カツオ、タイなどにもアニサキスはよく見られます。海で獲れる魚の多くは、食物連鎖の中でこの寄生虫を体内に持つ可能性があるのです。
アニサキスは、魚の体内ではミミズのような細長い形をしていることもあれば、渦巻き状に縮こまっていることもあります。生や半生の状態で食べると、人の胃や腸に這い込んで激しい腹痛や嘔吐を引き起こすことがあります。
ただし、心配しすぎることはありません。アニサキスはマイナス20度以下で7日間以上冷凍すれば死滅しますし、60度以上の湯で1分以上加熱すれば問題ありません。家庭でブリの刺身を楽しむときは、信頼できる店で購入したものをなるべく早く食べるのが安心です。
最近ではスーパーでも冷凍済みの魚が多く出回っていますが、生食用として販売されているものでも油断は禁物。特に自分で釣った魚を刺身にする際は、しっかり冷凍処理をするか、加熱調理をおすすめします。
おいしい魚を安全に楽しむために、アニサキスの存在を頭の片隅に置いておきましょう。
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