釣りたての新鮮魚でも要注意? アニサキスの意外な行動

「釣りたての魚なら、生で食べても大丈夫」と思っていませんか? 実は、その新鮮さが逆にリスクを高める場合があります。 アニサキスという寄生虫は、魚が生きている間は内臓に寄生していますが、魚が死ぬと数時間のうちに身(筋肉)に移動するのです。

研究によると、その移動は魚が死んでから3〜4時間後から始まると言われており、釣ってから時間がたった魚を内臓と一緒に保存していた場合、身にアニサキスが入り込んでいる可能性が高まります。つまり、見た目はとても新鮮なのに、実は危険というケースがあるのです。

特にイカやサバ、サンマ、マグロなどはアニサキスの感染が報告されやすい魚。生食用に使う場合は、内臓を早く取り除き、できるだけ早く冷凍保存することが大切です。家庭でも、生で食べる予定なら、調理前に身をよく観察し、糸くずのような白い虫を見つけたら絶対に食べないようにしましょう。

また、60℃以上で1分以上の加熱、または−20℃以下で24時間以上の冷凍処理が、アニサキスを確実に死滅させる方法として知られています。新鮮だからと油断せず、正しい知識で食の安全を守りたいですね。

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