新鮮な魚を食べた後、みぞおちが痛い? アニサキス症かもしれません
寿司や生魚が好きな人なら、一度は耳にしたことがある「アニサキス症」。特に、先ほどまで美味しく食べていたのに、急にみぞおちに激しい痛みが襲ってくることがあります。これは、新鮮な魚介類に寄生しているアニサキスという寄生虫が原因です。
アニサキスは、サバ、イカ、サケなどによく見られ、加熱されていない生魚を通じて人間の胃に侵入します。通常、食べてから数時間〜24時間の間に、強い胃痛やひどい吐き気、嘔吐が現れます。お腹が張ったような不快感を伴うことも多く、まるで胃炎や胃潰瘍と間違えそうになります。
特に注意したいのは、「新鮮だから大丈夫」という思い込みです。実は、アニサキスは極小の寄生虫で、見た目では確認しづらく、新鮮な魚ほど生食される機会が多く、リスクが高くなる場合も。冷凍処理がされていない生魚は要注意です。
症状が強く出る場合は、早めに医療機関を受診しましょう。内視鏡で確認し、寄生虫を除去することで、比較的早く回復します。予防のためには、生魚を食べる際は信頼できる店を選ぶ、または家庭で調理する場合は-20℃以下で24時間以上冷凍するなどの対策が有効です。
美味しい魚を安心して楽しむためにも、アニサキスの存在を頭の片隅に置いておくとよいでしょう。
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